海外送金は、金銭管理を考慮して実行しなくてはいけません。特に、海外留学生が海外送金を行うときには簡易的な手続きで行うことができるようにしておかないと、手間がかかってしまって必要な時にお金を利用することができなくなってしまいます。
一般的に、海外送金を行う方法は銀行を利用した方法がありますが、いわゆるメガバンクに分類される通常業務を行っている銀行を利用すると、送金に手間がかかってしまうことに注意が必要です。もちろん、こういったメガバンクは窓口がありますのでそこで申し込みをすれば簡単に送金できるメリットはあります。必要書類を提出してから海外送金の依頼書を作成することによって、手続きを済ませることができます。また、証明書類としては本人確認はもちろんですが、近年は必ずマイナンバーの確認書類が求められます。ですから、必ず持参するように心がけなくてはいけません。さらに、受取人が誰であるのかということを示す情報も記載しなくてはいけません。これに関しては、海外留学を行っている当人の情報をきちんと記載する必要があります。この辺りは、日本の重要な送金とほとんど変わりません。後は、担当者に任せておけば送金手続きを行ってくれます。手続きだけみると、簡単に手続きができるように見えますが実際に送金が完了するのは3から5営業日であることが普通です。送金そのものはそれよりも早く済ませることが可能ですが、時差や受付時間の関係を考慮すると、それくらいの期間は見込んでおかなくてはいけません。
一方で、ネット銀行を利用した送金も可能です。ネット銀行の場合は、すべての手続きをインターネット上で済ませることができるというメリットがあります。必要書類等に関しては通常のものと同じですが、必要書類などに関してはアップロード機能を利用することで簡単に実行できますので、通常の銀行の手続きよりかは簡単です。
こういった、従来までの銀行経路の送金をしたくない人は海外送金サービスに特化したものも利用できます。海外では、日本と異なってインターネット上で簡易的に決済ができるシステムが発達していますので、日本国内からでも特定の口座を保有していればこういった高速な送金ができるようになります。1回目の手続きには時間がかかりますが、2回目以降はオンライン上の簡単な手続きだけで実行できますので、留学先がそういったシステムを利用できる環境ならばこういった海外特有の送金サービスを使うのも1つの手段です。