留学は費用も時間もかけて行うので、行ってから知らなかったでは後悔します。まずは日本の学校に在学中なら、留学中はどのような扱いになるかを先生に聞いた方がいいです。種類としては留学扱いと休学扱いがあります。留学扱いは、海外の学校での履修を認定してもらい、日本に戻ったあともそのまま進級や卒業ができることです。
休学は文字通り学校を休むことになるので、留学後は出発したときの学年になります。一年間留学したらその分だけ卒業が遅れることになります。単位を履修したことになるかどうかは文部科学省で取り決めがありますが、最終的には在学している学校が判断をします。そのために先生に確認する必要があるのです。また休学する場合でも理由が留学では認めていない学校もあります。休学をするためでも条件の確認は必須です。留学先が決まったら、その間の待遇について必ず相談をしたます。待遇が決まったら手続きに必要な書類を揃えます。学校の規定によって書類は違います。
どのようなプログラムかも事前に確認することも大切です。中にはプログラムをしっかりと理解するために、オリエンテーションを実施しているとろもあります。留学前の準備からプログラムの一部お考えている場合もあるからです。またプログラムによっては、先生に英文の成績証明書や推薦書の作成をお願いしないといけません。
費用について全て実費というイメージがある人も多いです。学校によって、留学のための奨学金制度を設けていることがあります。給付型のものもあるので、取得条件を確認して利用できるなら利用した方がいいです。在学中の留学は、海外と日本の両方の学校に学費を払わなければいけないことがあります。
学籍を確保するために、一定以上の学費を支払う必要があったりするからです。復学するためにも学籍は必要なので、先生へ聞いておかなければいけません。留学先へは全額自費でも、日本の学校へは一部や全額費用を免除してもらえることがあるかです。学ぶ機会は学生の方がチャンスがあります。それを費用の面で諦めるのはもったいないことです。民間の金融機関が行っている教育ローンもありますが、地方自治体が奨学金制度を設けている場合もあります。自分で調べることも大切ですが、先生に相談してみると色々な方法を教えてくれるかもしれません。
留学前にはさまざまな準備が必要です。先生に聞いてみないと、分からないことはたくさんあるかもしれません。