留学というと、2週間程度の短期留学から、1~3年の長期に渡るものまで、様々なものがあります。留学の目的にもよりますが、ある程度の期間があったほうが、様々な経験が出来てよいですよね。
では、中期~長期の留学をする場合、最初の三週間はどのように過ごすべきでしょうか。留学準備の中で、ある程度の大まかなスケジュールは考えるようにしてください。
その場合、やるべきことは主に以下の3つです。
1.生活・通学の拠点を確認する
初めての海外生活、そして外国人のクラスメイトと過ごす学校のことは事前に良く調べるべきですが、具体的にどんなかたちで生活するか、現地に行かないとわからないこともあります。滞在先の自分の部屋からどのように通学するのか、その時に気を付けるべきことは何か。生活費用品を買う場所や、何かあった時のための病院や警察など、生活の際に大切な場所を確認しましょう。特に最初の一週間は、これが大切です。
2.学校のカリキュラムを確認する
どのような学校に通学するかにもよりますが、海外の場合、初日からどんどん勉強を進めていく場合が多いです。クラスによっては、30ページ以上ある教科書を宿題として事前に読んでくるように課されます。同じ時期に入学した生徒でも、受講する授業やコースによって、教室や授業時間が違う場合もあります。
最初のオリエンテーションの際に、よく確認することはもちろんですが、事前の予告なしに急な変更がある可能性もあります。登校したらbulletin board(学内掲示板)をよく確認するようにしましょう。最近は学生専用のwebページを用意している学校も多いので、普段からよく見ておきましょう。
3.周りの人とコミュニケーションをとる
海外生活をする場合、一人暮らしの場合もありますが、現地の家庭にホームステイしたり、シェアハウスや学校が用意してくれた学生寮でルームメイトと一緒に生活したりする場合もあるはずです。その場合、自分から英語で話しかけるようにしましょう。積極的に話しかけることで、スピーキング力も伸びます。笑顔で声をかけてみてください。
また、留学先では、日本とは異なった価値観や文化、生活習慣にふれることが出来ます。最初はストレスを感じるかもしれませんが、頭から否定することなく、受け入れるようにしましょう。
もちろん、遠慮せずに自分の意見を伝えることも大事です。このときは、決して感情的にならず、自分の考えを相手に伝えるようにしてください。 あれこれ大変だと思われる方もいるでしょうが、何事もはじめが肝心です。限られた時間の中で、思い切り留学生活を良いものするために、積極的に活動してみましょう。