毎年日本から多くの人が海外に留学していますが、海外旅行に行ったことはあってもいざ留学となると不安な気持ちになるのは当然のことです。特に語学力アップを狙った留学ではなく、アート留学となると事前の情報収集や準備がどれだけ万端であるかということが成功を左右する大きなカギとなります。まずは、時間に余裕を持った留学準備から始めるようにしましょう。アート留学ではたくさんのプログラムがありますよね。それに、期間も短期から長期までさまざまな選択があります。社会人でも参加出来るので、夏休みやゴールデンウィークなどの纏まった休みが取れる時期に焦点を当てるのもひとつの方法です。
でも、限られた期間だからこそ充実した毎日を過ごしたいですよね。そこでおススメしたいのが、現地に足を踏み入れる前に、事前に何らかのコネクションを作っておくことです。現地の生活情報などが手に入れやすくなりますし、到着後の不安を格段に減らすことが出来ます。現地のコネクション作りの方法は、ある程度語学が出来るというなら、思い切ってネットを駆使して知り合いを作るというのはどうでしょうか。アート方面ならば、同じ興味を持っている現地の人やすでにその地域に留学している先輩が見つかるかもしれません。もちろん、仲良くなれたからといって現地で面倒を見てもらおうというのは良くない考え方ですが、現地の生の声を聞くという意味では大いに役立ってくれるはずです。
それから、もしも周りの友人等の知り合いに同じ地域に留学している人などがいるというのなら、是非紹介してもらってはいかがでしょうか。行き先がアート留学でポピュラーな国ならば、案外簡単に見つかるかもしれません。
自分はそれほど積極的ではないし、自力でコネクションを作れそうもないというのなら、留学プログラムを実施しているエージェントに相談するというのも良い方法です。エージェントによっては現地に係員がいて、学校や生活一般のことをアドバイスしてくれるでしょう。このように事前に現地のコネクションを確保しておくことで、留学生活をスムーズに始めることが可能となります。
実際に現地に到着してからは、事前のコネクションを活かしながらもなるべく自分で積極的に人脈作りに励むことが重要となります。それが海外留学の醍醐味でもあるし、自分で広げたネットワークが自信に繋がって帰国してから何らかの役に立ってくれるかもしれませんよ。