日本は治安が良くて住みやすい国の代表格であり、世界で最も治安が良い国と言っても過言ではありません。しかしながら保険や税金は高く、保険適用外の医療になると高額な費用が発生します。教育費も先進国の中では高い方であり、子供一人を大学まで進学させるためには2000〜3000万円程度必要になると言われています。2000〜3000万円という金額を見て、「なんだ意外とお金はかからないな」と思えるのは日本国民の中でも1%くらいです。
ほとんどの家庭は生活費を支払うだけで精一杯であり、子供を育てながら2000〜3000万円を確保するのはとても大変な作業です。日本の現状を見ると教育費は生活を圧迫するレベルの金額であり、子供を大学に進学させるためにはプライベートな時間を犠牲にして働くしかないのです。
北欧の国ノルウェーを見てみると保険や税金が高い一方で、国のサポート体制は完璧に整っています。ノルウェーは高いレベルの教育システムを完備していて、優秀な生徒は大学進学の学費が無料になります。日本をはじめ、ほとんどの国が高い入学費や授業料を設けていますが、この費用を生活費にまわすことができれば学生の負担は減りますし、アルバイトなどに時間を取られずに勉強することができます。勉強する時間が増えれば目標達成に近づくことが可能になり、将来のビジョンもより明確になります。海外での経験は語学力の面でも良い影響を与えますし、異国で生活するとコミュニケーション能力や問題解決能力が成長します。これらの能力は社会人になった時に必ず必要になるので、学生の間に身につけることができればかなりアドバンテージになります。就職でも有利に働くことは間違いないです。
ノルウェーは大学留学でもほぼ無料です。大学のレベルや国籍にもかかわらず学費は無料なので、ヨーロッパ各国から留学生がやってきますし、アジア圏からノルウェーに行く生徒もたくさんいます。もちろん現地で生活するための最低限のお金は必要になりますが、教育費を支払わなくても良いので高いレベルの教育を受けたい人はおすすめです。家庭の事情などで高額な教育費を用意できない場合、ノルウェーに留学するという選択肢があります。成績優秀で向上心を持っている若者は日本という狭い国だけを見るのではなく、広い視野を持って複数の選択肢を持つことが重要です。北欧は未来を切り開いていく若者にとって希望が溢れる場所と言えます。